新しくコンサルティング会社に入ったけどどうしたら評価されるかわからない。
社会人1〜2年目で慣れてきたけど、仕事ができるようになった気がしない。
そんな不安を持つ皆さんに向けて、外資コンサルで5年間働き社内表彰を受けた私が、仕事ができる人の特徴を紹介します。
仕事ができない人の特徴3選
まずは、仕事ができないと思われがちな人の特徴とその理由を解説していきます!
自分に当てはまることがないかチェックしてみてください。
仕事ができない人の特徴①:レスポンスがいつも遅い人
レスポンスが遅い(1時間以内に反応がない)と、仕事ができないと認定されることがあります。
「現在会議中のため◯時以降に改めてご連絡させてください」という一言でも返事をすることが重要です。
管理職レベルであれば即反応して何かを回答することを求められることは少ないかもしれませんが、スタッフなのに返すのが遅いというのはできない人と見られがちかもしれません。
「今会議中なので◯時までに返答させていただきます」などの1言があるのとないので全然印象が違うので、
誰かになにか聞かれたらすぐに、正しく返せるよう意識していきましょう!
仕事ができない人の特徴②:2回以上同じ注意をされる人
2回以上同じ注意をされる人も仕事ができない人と感じられがちです。
私がいる会社においては、人を育成して伸ばすよりはできる人に替えてしまう方が早いと考える人が少なくありません。
そのため、何度も注意することをやめて、指摘をせずに新しい候補者を探しに行くという判断を下すこともあります。
なので、1度でも指摘してくれたのであればありがたく受け取り、できる限り指摘された点を繰り返さないように意識することをおすすめします。
仕事ができない人の特徴③:目的を意識して動けない人
私としてはこれが一番重要だなと思うポイントですが、目的を意識できない人も仕事ができないと思われがちです。
例えば、旦那さんから「水買ってきて!」と言われたとしましょう。
あなたは飲料水を買って帰りますか。それとも精製水を買って帰りますか。サイズはどうしますか。
なんのために購入した以下によってサイズも買う内容も変わってきます。
それと同様に、作業をするときも作業指示の目的がわからないと違う対応をしてしまいがち。
目的がわからないときは目的を質問しましょう!
仕事ができる人の特徴3選
では、本題の仕事ができる人の特徴をお話していきます。
私は社内表彰していただいたことがあるので周りから見たら「できる人」でしょう。
(そんなふうに自分で言うのは恥ずかしいですが、、、笑)
そんな私が意識していることを3つ紹介します。
仕事ができる人の特徴①:上司との認識合わせを適切にできる人
上司がイメージしている資料の完成形や、期日感を必ず確認することが重要です。
例えば、クライアント提出用の資料を1週間で作成してと依頼されたと仮定します。
その際には①レビュー回数、②最終納期の2つを確認する必要があります。
対応ステップ案(★はレビュータイミング)
①アジェンダ作成 ★9/14午後レビュー依頼予定
②ストーリー決め ★9/15午前レビュー依頼予定
③各スライドのタイトルと文章の案作成 ★9/16午後レビュー依頼予定
④各スライドの内容精査・記載 ★9/21午前レビュー依頼予定
⑤指摘内容取り込み資料完成 ★9/30午前
上記の①〜③のように、早めに認識合わせを開始することが重要です。
依頼時に情報が少ない場合、上司と想定がズレたまま作業を進めてしまう可能性があるので細かく確認しないと、後からやり直しの工数がかかるからです。
早めに認識合わせして時間を無駄に使わない意識ができる人ができる人だなぁと感じます。
仕事ができる人の特徴②:わからないことはわからないと素直に言える人
わからないことは素直にわからないと言える人ができる人と私は思います。
これは意外と思われるかもしれませんが、詳細に説明していきます。
調査依頼を受けて、30分対応してみたけど進捗がない状態になることもあると思います。
その場合、①リサーチした方法 ②リサーチ結果 ③本来得たかった結果の3つをシェアし、より良いやり方を質問するほうが早く仕事が進みます。
ずっと抱え込んで後からわからなかったと言われると、上司もびっくりしてしまいます。
わからないことはわからないとクイックに伝えましょう。

GoogleやChatGPT等自分で調べてわかることを調べずに聞くのは避けよう!
仕事ができる人の特徴③:チームとしての最適解を常に意識できる人
自分の仕事だけで精一杯という人もいるかも知れないのですが、チームとしての全体最適を意識することがすごく重要です。
例えば、自分が資料作成タスクを、同僚Aは分析計のタスクを与えられているとしましょう。
どうしてそのタスク振りになったのかを考えてみると、色々想定できますよね。

①自分のほうが資料作成が得意と評価されているため
②自分の資料作成スキルが課題であり育成のため
③同僚Aの分析力が評価されているため
どの理由が当てはまるかを冷静にチーム分析してみることが重要です。
自分がこのチームで求められている立ち位置と、同僚が期待されている立ち位置を意識することで自分がどういうことに力を発揮すれば認められるかがわかります。
逆に、同僚のどういうところが評価されているのかがわかれば少しずつ技を盗むこともできます。
チーム全体最適をSVがどう考えているかを常に分析してみましょう。
まとめ:周りの人の時間を大事にできれば基本的にできる人になれる
ここまでできない人・できる人3選を記載してきました。
仕事ができない人の特徴に共通しているのは、「上司の時間を無駄に使わない意識」ができないことです。
- できない人の特徴
- レスポンスが遅い人
- 2回以上同じ注意をされる人
- 目的意識をして動けない人
無駄にしたくないから質問しない方が良いとかそういうことではなく、本当に必要な質問だけを聞けるように精査することが重要です。
3つの特徴を覚えることが難しい方は、ぜひ上司の時間を無駄に使ってないか?だけ意識してみてください!
できない人の特徴に当てはまってないよという方は、できる人の特徴における共通点「チームワークを意識しながら自分の価値を高める」意識を持ちましょう!
- できる人の特徴
- 上司との認識合わせを適切にできる人
- わからないことはわからないと素直に言える人
- チームとしての全体最適を常に意識している人
マインドが変わると行動が変わりますので、皆さんの意識、ぜひ変えてこれからも素敵なキャリアを歩んでください!


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