外資コンサルは「激務」「残業が多い」というイメージを持たれがちです。
転職を考えている人ほど、「実際どうなの?」と気になるポイントだと思います。
私自身、外資系コンサルファームでITコンサルタントとして働いてきました。
その実体験をもとに、外資コンサルの残業について、できるだけ正直に書いてみます。
結論から言うと、外資コンサルの残業はプロジェクトによって大きく違います。
外資コンサルの残業はプロジェクトによって大きく違う
私が在籍していた大手外資コンサルファームでは、
残業時間が全社一律で決められている、ということはありませんでした。
基本的には、
- 部署ごと
- プロジェクトごと
- さらにプロジェクトのフェーズごと
で、忙しさや残業時間は大きく変わります。
なぜかというと、外資コンサルの仕事は「クライアントに合わせて働く」場面が非常に多いからです。
どんな業界の、どんな会社を相手に、どんなテーマを扱っているのか。
それによって、
- 業務量
- スピード感
- 残業を良しとする雰囲気かどうか
が、かなり変わってきます。
残業自体は本来「しない方が良いもの」ですが、
クライアント側の文化として「長く働くことが評価されやすい」環境だと、
コンサル側もそれに引っ張られるケースは正直あります。
【実体験】私が一番忙しかった半年間の残業時間
ここからは、私自身の実体験です。
一番忙しかった時期は、ある特定のプロジェクトに入っていた約半年間でした。
- 月45時間前後の残業が約半年続いた
- そのうち2か月ほどは、月80時間近くまで残業した
正直、かなり激務だったと思います。
ただし、ここで強調しておきたいのは、
それがずっと続いたわけではないという点です。
月45時間前後の残業も、半年ほどで落ち着きましたし、
月80時間近くになったのも一時的なものでした。
また、この時期は、私が入社3年目でチームリーダーに抜擢されたタイミングでもありました。
今振り返ると、
- 求められていた期待値
- 当時の自分のキャパシティ
この2つにギャップがあり、その分、自分で抱え込んでしまった部分も大きかったと感じています。
業務量が多かったのは事実ですが、
「自分の経験不足・期待値コントロール不足」が残業を増やしていた面もあったと思います。
外資コンサルは常に激務?同期の実態から見える現実
では、外資コンサルは常に激務なのかというと、
私の体感としては、そうではありません。
同じ部署の同期は8人ほどいましたし、
旦那も同期だったため、さらにその周囲の話も聞いていました。
その中で、
- 月80時間近く残業した経験がある人は、知る限り片手で数える程度
- 多くの人は、忙しくても月40〜45時間前後
- 月20時間程度で収まっている人もいた
という印象です。
パーセンテージで考えると、
月80時間残業は10%にも満たないレアケースだと思います。
全員が同じように激務になるわけではない、というのが正直な実感です。
残業時間だけでは見えない外資コンサルの働き方
一点、注意しておきたいのは、
「残業時間が少なければ楽」というわけではない、という点です。
外資コンサルでは、
- 業務時間外での自己研鑽
- 知識のキャッチアップ
- 読書や情報収集
- 先輩とのコミュニケーション(飲み会含む)
こうした行動を通じて、成長していく人が多いのも事実です。
残業時間だけを見ると短く感じても、
それ以外の時間で「どれだけ自分に投資できるか」が、評価や成長に影響する文化はあります。
私は正直、
仕事にそこまで全振りする働き方を続けるのは難しいと感じました。
残業をこなしながら、
さらに業務外でもバリューを出し続けることに限界を感じ、
最終的に外資コンサルからの転職を選びました。
外資コンサルの残業が不安な人へ
ここまでをまとめると、私の結論はシンプルです。
- 外資コンサルの残業はプロジェクト次第
- 常に激務が続くわけではない
- 忙しい時期があっても、長くて半年程度のケースが多い
- 働き方や期待値コントロール次第で、負荷は変えられる
また、チームリーダーや立場が上がるほど、
自分だけでなく、メンバーの状態を早めに察知し、
仕事の進め方を調整することも重要になります。
そうした改善や試行錯誤も含めて、
「働き方そのものを設計していく」のが、コンサルの面白さだと思います。
そのプロセスを楽しめる人にとっては、
外資コンサルはとてもやりがいのある環境です。
一方で、
- 安定した働き方を重視したい
- 生活リズムを崩したくない
という人には、合わない可能性もあります。
残業の多さだけで判断するのではなく、
自分が何を優先したいかを軸に考えることが、一番大切だと思います。
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